スキャルピングの意味やメリット・デメリットなど、分かりやすく解説します。
スキャルピングとは
スキャルピングとは、数秒~数分という極端に短い期間で売買を繰り返す取引手法のことを言います。
一度で狙う利益はわずか1~5銭ぐらいで、1日に何度も取引を行うことで、利益を積み重ねていきます。言わば、ちりも積もれば山となる作戦です。
ただ、狙う利幅が極端に狭いので、大抵のトレーダーは高いレバレッジをかけて利益を大きくしようとします。
スキャルピングのメリット
リスクを回避できる
中長期トレードの場合、夜を跨いでポジションを持つことになるので、一晩の間に為替が大きく変動してしまい大損してしまうといったことがあり得るのですが、スキャルピングは超短期での売買なので、このような変動リスクを回避することができます。
つまり、損失が限定されるのです。これはスキャルピングの大きなメリットであると言えます。
トレード回数が多い
トレード回数が2桁以上になるのはスキャルピングの大きな特徴であり、上手に相場の変化を読み取って取引を行えば、小さな利益が積み重なって結果的に大きな利益を得ることができます。
また、トレード回数が多いことで経験値が比較的早く積み重なるといったメリットもあります。
好きな時間に取引が可能
FX市場は基本的に平日24時間オープンしており、スキャルピングは取引時間の短い手法なので、いつでも好きな時間に取引を行うことができます。
日中仕事をしている会社員の方でも、帰宅した後や夜間、午前中など、いつでも取引ができるのは大きなメリットです。
スキャルピングのデメリット
チャートに張り付いている必要がある
デイトレード(短期売買)やスイングトレード(短中期売買)などでは、ある程度の放置プレイをすることも可能ですが、スキャルピングではそうはいきません。
極端に短い期間での利益を狙うので、相場が動いたその瞬間にトレードをしないと、せっかくのチャンスを逃してしまうことになります。
1回の利益が少ない
スキャルピングは細かくトレードを行っていく手法なので、1回の利益は少ないです。
利益が少ないということは、スプレッド(※FX会社へ払う手数料のようなもの)の占める割合が大きくなります。
また、トレード回数が多いのでスプレッドを支払う回数も多くなってしまいます。
結果的にスプレッドの総額がかさんでしまうことになります。
業者によってはスキャルピング取引で口座を凍結させられることも
FX業者によっては、サーバーへの負担が大きすぎる等の理由により、スキャルピングを禁止していたり、制限しているところも多いので、スキャルピング取引を行うことで口座を凍結させられることもあります。
このあたりは業者によって違うので、スキャルピングをしてOKかどうか確認をしておくと良いでしょう。
スキャルピングにおすすめのFX業者は?
スキャルピングにおすすめのFX業者は、「スキャルピングOK」と公にしており、1日の取引上限無しのところになります。
ヒロセ通商 「LIONFX」
スキャルピング向きと言えば、ヒロセ通商 「LIONFX」です。
もちろんスキャルピングOKを公言しています。
国内最狭水準のスプレッドに、世界最速水準の約定スピードに加え、取引ツールの使いやすさ、キャンペーンも豊富と、人気の要素が詰まっています。
JFX 「MATRIX TRADER」
JFXは、上記で紹介したヒロセ通商の子会社であり、同じようにスキャルピングOKを公言しており、1日の取引上限は無いです。
また、代表である小林芳彦さん自らが取引状況や相場観、経済情報など、FXで役立つ情報を提供してくれるのが大きな特徴です。
会員だけが閲覧できる「芳彦の部屋」「勝つための方程式」「本日の参入レベル」など、非常に興味深い内容が盛りだくさんなので、これだけでも口座開設をする価値は大いにあります。