「損切り」、「ストップロス」、「ロスカット」と、どれも似たようなニュアンスなので、それぞれどんな意味だったっけ・・・?と頭がごちゃごちゃになってしまう人もいるのではないでしょうか。
ここではそれぞれどんな意味か、違いについて分かりやすく解説したいと思います。
「損切り」の意味
損切りは、損失が出ていることを承知の上で決済し、それ以上損失が拡大しないように取引を終了させるテクニックのことです。
損失が出た場合、待っていれば回復するかもしれないと期待していても、回復の兆しは一切見えず、そのままずるずると損失が拡大して手遅れになってしまうことがあります。
こうした最悪の事態を避けるために行うのが損切りです。
損切りとストップロスは同じ意味?
ストップロスはどんな意味かと言うと、日本語と英語の違いというだけで、意味としては損切りと同じです。
FX会社や人によって「損切り」と言う場合や、「ストップロス」と言う場合があります。
どちらも同じ意味で使われているんだと言う認識で問題ありません。
「ストップロス(損切り)」と「ロスカット」との違いは?
では「ストップロス」と「ロスカット」の違いはと言うと、
「ストップロス」は、自分自身で損切りをするものに対し、「ロスカット」はFX会社に強制的に決済されることを言います。
つまり、自分自身で行うか、FX会社が行うかといった点が違いとなります。
FX会社から強制的にロスカットされるのはどんな時かと言うと、証拠金維持率が一定以下になった場合に発動します。
その基準はFX口座によって異なり、20%・30%・50%・100%など様々です。
基準が低いとロスカットされる可能性は低いですが、ロスカットされた時に証拠金以上の損失が出てしまう可能性があります。
反対に基準が高いと、すぐにロスカットされてしまいます。
強制ロスカットを避けるには?
強制ロスカットを避けるにはどうしたらいいのか、その方法をご紹介します。
ロスカットされる前に損切り(ストップロス)を行う
最も最前の方法としては、ロスカットされる前に、自らでストップロスしてしまうことです。
そうすることでロスカットされずに、損失を最小限に抑えることが出来ます。
証拠金を追加する
ロスカットは証拠金維持率が下がると発動するので、口座に入金して証拠金維持率を上げれば、ロスカットを防ぐことができます。
このロスカットを防ぐために追加した証拠金のことを、追加証拠金と言います。
ただし、証拠金を増やしロスカットを避け続けていても、相場が回復する保障があるわけではなく、損失がさらに拡大してしまうというリスクがあるので注意が必要です。
ストップロスは非常に重要
FXで勝つためにはストップロスは非常に重要です。
FXで最も重要なことは、利益を出すことよりも、損失をいかに小さく抑えるかということです。
FX取引において損失が出てしまうのは付き物です。
トータルで見て利益が損失を上回れば良いので、損失を最小限に抑え、後はコツコツと利益を積み重ねていけばいいのです。
初心者は、まずストップロス(損切り)を抵抗なく出来るようになりましょう。それが、FXで勝つための近道であると言えます。
FXで勝つためには口座選びも重要!
FXブロードネット
FXブロードネットは老舗のFX業者であり、ドル円・ユーロドル・ユーロ円といった主要通貨ペアのスプレッドが業界最狭水準となっています。
また、自動売買ツール「トラッキングトレード」が利用できるのも大きなメリットです。
「トラッキングトレード」は、最初に設定しておけば、レンジが動いた場合でも自動で追尾してオーダーをしてくれるので、後は放置してしまうといったことも可能です。
裁量トレードではなかなか結果が出なかったという人にもおすすめです。
マネーパートナーズ
マネーパートナーズは、約定力の高さに定評があるFX業者であり、スリッページが起きるリスクを最小限に抑えることが出来ます。
「100通貨単位」で取引できる「パートナーズFX nano」も用意されているので、少ない資金で取引を開始することも可能です。
また、スプレッドは原則固定となっていて、経済指標時でもスプレッド幅がほとんど拡大することはありません。
取引ツールは高機能で初心者でも使いやすく、56種類のテクニカル搭載なので、中・上級者でも満足できるツールとなっています。
GMOクリック証券
GMOクリック証券は、FX年間取引高世界第1位の実績を持つ実力派FX業者です。
取引ツールがとにかく優秀使いやすいのが大きな特徴であり、初心者でも使いやすいので安心して利用出来ます。
テクニカル指標の数は非常に豊富で機能性も高く、高度な分析を行うことも可能です。
スプレッドの狭さも業界トップクラスで、スワップポイントも高めに設定されている等、総合力の高いFX業者です。