FXの「pips」とは？計算方法など分かりやすく解説！

FXについて調べていると、「pips」という言葉を良く見かけることがあるのではないでしょうか。

でも、あまり聞きなれない言葉なので「pipsって何？」と疑問に思う方も多いかと思います。

そこで、ここでは為替レートの単位としてよく使われる「pips」について、分かりやすく解説します。

pipsとは

pips（ピップス）とは、FX取引における最小単位の事であり、為替変動時の最小値を「1pips」と言います。

本来、為替レートの単位は、日本円であれば「円」、米ドルであれば「ドル」といったように、通貨ペアによって違うのでややこしいですよね。

そこで、pipsという単位を共通で使いましょうということになりました。

このpipsが指す最小単位は、通貨ペアによって異なります。

それぞれ1pipsはいくらなのか、代表的な通貨ペアで見てみましょう。

円： 1pips＝1銭
ドル： 1pips＝0.0001ドル
ポンド： 1pips＝0.0001ポンド
豪ドル： 1pips＝0.0001豪ドル
NZドル： 1pips＝0.0001NZドル

ちなみに、本当の正しい単位は「pip」です。複数形で「pips」になります。

ですが一般的には「pips」で使われることが多いです。

取引成果を「pips」で表現する理由

よく「1000pips儲けた」といったように、取引成果を「pips」で表現することが多いのですが、その理由はなぜなのでしょうか。

それは、取引の成果を客観的に把握できるようにするためです。

例えば、AさんとBさんの、2人のトレーダーがいるとします。

AさんとBさん両方が「100万円の利益を出した」と聞くと、どちらも同じ評価をつけることができますが、実際は元金がいくらなのかによってその評価は違ってきます。

Aさんは「1億円で100万円の利益を出した」、Bさんは「10万円で100万円の利益を出した」としましょう。

この場合、利益金額は同じですが、どちらのトレーダーの方が優秀かというと、間違いなくBさんですね。

要は、利益率がどれくらいなのかはっきりさせるために「pips」という表現を用いることが多いのです。

利益をpipsから計算する方法

では、pipsから利益を計算する方法を紹介します。

Aさんは「1000pipsの利益」、Bさんは「3000pipsの利益」といった場合、いくらの利益を得たことになるのでしょう。

1,000通貨で取引していたとしましょう。

「1,000通貨×1銭（0.01円）」で、1pipsは10円だと求めることができます。

そのため、Aさんは「10円×1000pips」で利益は1万円だと求めることができます。

そしてBさんは「10円×3000pips」で3万円の利益だと分かります。

取引成果を円で表現してしまうと、非常に分かりづらいのですが、このように「pips」を使うことで一目瞭然となります。

当サイトがおすすめするFX口座

みんなのFX

みんなのFXは、初心者に人気のFX口座です。

スプレッドは基本的にどの通貨ペアも狭く設定されており、特に米ドル円のスプレッドが狭いです。

「FX取引成績表」という分析ツールがあり、自分のトレードの傾向や弱点を見ることができます。

実力派トレーダーによる無料オンラインセミナーを毎月開催しているのも大きな魅力です。

また、サポートが充実しており、フリーダイヤルの電話サポートが24時間対応しています。

「みんなのFX」公式ページへ

マネーパートナーズ

マネーパートナーズは、約定力の高さに定評があるFX業者であり、スリッページが起きるリスクを最小限に抑えることが出来ます。

「100通貨単位」で取引できる「パートナーズFX nano」も用意されているので、少ない資金で取引を開始することも可能です。

また、スプレッドは原則固定となっていて、経済指標時でもスプレッド幅がほとんど拡大することはありません。

取引ツールは高機能で初心者でも使いやすく、56種類のテクニカル搭載なので、中・上級者でも満足できるツールとなっています。

「マネーパートナーズ」公式ページへ

DMM FX

DMM FXは、テレビCMなどにより知名度も抜群で、国内口座数No.1の実績を持つ人気FX業者です。

業界最狭水準のスプレッドとなっており、提示率も99％超えという驚異の数値を叩き出しています。

また、スワップポイントはどの通貨でも安定して高いです。

取引ツールは高機能且つ、シンプルで使いやすく、とにかく穴の無い総合力の高いFX業者となっています。

「DMM FX」公式ページへ[PR]