FXにおける証拠金とは？証拠金維持率を意識することが大切

証拠金とは

FXにおける証拠金とは、FX取引を行う際に一定のお金を担保として預け入れるお金のことを言います。

言わゆる担保金のことであり、「証拠金」や「保証金」と呼ばれます。

FXは「差金決済」なので、証拠金全てでやり取りをするわけではなく、取引で生じた損益分のみのお金をやりとりします。

実際の取引金額の1/10～1/20の金額を証拠金として預け入れることでトレードすることが可能なので、非常に資金効率が良いということが分かります。

証拠金の例

証拠金は、一定の金額を担保にして外貨を売買することだということが分かりました。

しかし、ちょっと分かりずらいといった方も多いかと思いますので、簡単な例を見てみましょう。

まず、FX口座に10万円入れたとします。

そして、この10万円全額を米ドルに変換したとします。（※レートは「1ドル＝100円」とする）

すると、本来であれば「10万円÷100円」で、「1,000ドル」が手元に残るのですが、「10,000ドル」や「20,000ドル」の取引が可能になるのです。

これは、お金が増えたわけではなく、最初の10万円（1,000ドル）を担保に、100万円（10,000ドル）や200万円（20,000ドル）の取引ができますよ！ということになります。

そのため、FXでは少ない資金でも大きな金額のやり取りが可能なのです。

証拠金維持率を意識しよう

FX取引をする上で、証拠金維持率を常に意識するようにしましょう。

証拠金維持率とは、「(口座内金額÷証拠金)×100」で算出できる維持率のことを言います。

この維持率が高いほど、安全だということになります。

200％以上を目安に、維持できるようにするといいでしょう。

口座内に10万円ある状態で、米ドルを1万通貨(証拠金4万円）購入すると、「（10万円÷4万円）×100」で250％となるので、ある程度安全だということです。

米ドルを2万通貨(証拠金8万円）購入した場合だと、「（10万円÷8万円）×100」で125％となるので、あまり安全とは言えない状態になります。

ただ、200％以上だから絶対安全とも言えませんし、反対に200％未満だから超危険というわけでもありませんので、あくまでも目安だということは、頭に入れておきましょう。

証拠金以上の損失が出ることはある？

証拠金以上の損失が出る可能性はあります。しかし、その可能性はごくわずかです。

なぜかというと、FXには証拠金以上の損失が出ないような、仕組みがあるあらです。

マージンコール

まず、決済をせずにポジションを持っている間は、利益や損失が確定することはありませんが、現在のレートで決済した場合に出るであろう利益のことを「含み益」、損失を「含み損」と言います。

そこで、例えばFX口座に10万円預けている状態で、「含み損」が7万円になった場合、FX業者から「このままではあなたの資金が無くなってしまいますよ」といった内容の連絡が入ります。

これをマージンコールと言います。

マージンコールが来る基準というのは、それぞれFX業者によって違います。

ロスカット

ロスカットは、ある一定の損失が発生した場合、これ以上損失が拡大しないように強制的に決済する仕組みのことを言います。

強制的に取引を終了させることで損失の拡大を防ぎ、資産を守ることが出来ます。

ロスカットが発生する基準は、それぞれFX業者によって違います。

おすすめのFX口座はココだ！

ヒロセ通商　LIONFX

ヒロセ通商（LION FX）は、オリコン顧客満足度ランキングFX部門第1位の実績を持つ、実力派FX会社です。

スプレッドの狭さに定評があり、米ドル円などの主要通貨ペアだけでなく、南アランド円などのマイナー通貨ペアのスプレッドも狭くなっています。

また、システムが安定しており、抜群の約定力と約定スピードを誇ります。

さらに、キャンペーンが豊富なのも大きな特徴で、取引量に応じて食品がもらえたり、年末年始には福袋やカレンダーなどがもらえたりと、ユニークなキャンペーンが多いので面白いです。

「ヒロセ通商　LIONFX」公式ページへ

LIGHT FX

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、FX年間取引高世界第1位の実績を持つ実力派FX業者です。

取引ツールがとにかく優秀使いやすいのが大きな特徴であり、初心者でも使いやすいので安心して利用出来ます。

テクニカル指標の数は非常に豊富で機能性も高く、高度な分析を行うことも可能です。

スプレッドの狭さも業界トップクラスで、スワップポイントも高めに設定されている等、総合力の高いFX業者です。

「GMOクリック証券」公式ページへ