約定とは
約定の読み方は「やくじょう」であり、どんな意味かと言うと、FX取引において売買が成立することです。
FX取引では、投資家とFX業者が「売り手」と「買い手」の関係になり、投資家がFX業者に売り買いの発注を出します。
FX業者がその発注を受け、取引が成立すれば、注文が約定したということになります。
いったん約定した取引は、取り消しすることができないので注意が必要です。
「約定日」「約定価格」「約定代金」
約定に関する言葉として、「約定日」「約定価格」「約定代金」といった言葉があります。
「約定日」は約定した日、「約定価格」は約定した時のレート、「約定代金」は注文の売買が成立した代金のことを言います。
例えば、
10月12日に米ドルを「1ドル=110円」のレートで1万ドル買いの注文を出し、110万円で約定したとすると、
「約定日」が「10月12日」
「約定価格」が「1ドル=110円」
「約定代金」が「110万円」
ということになります。
約定できない場合もある
約定できない、つまり取引が成立しないこともあります。
約定は決して100%ではないのです。
さまざまな要因によって注文が成立しなかったり、当初の為替レートと違って成立してしまう(スリッページが生じる)ことがあります。
つまり注文を出せば必ず取引が成立とは限りませんし、予定通りの価格で取引が行われない可能性もあるのです。
利益が出ると思って注文したが、実際は損失が出てしまったなんてこともあり得るのです。
約定力の低い業者は選ばない方が良い?
約定力とは、スリッページすることなく注文を成立させる力です。
すでに述べた通り、注文を出せば必ずしも取引が成立するとも限らず、当初予定していた価格とは違う金額で注文が成立してしまうことがあります。
約定力の低い業者というのは、サーバーの処理能力が低かったり、カバー先の金融機関が不足していたりすることで、こうした約定拒否や、スリッページが発生する可能性が高いです。
安定した取引を行うためにも、約定力の低い業者は選ばないようにしましょう。
約定力の高い業者を選ぼう
スリッページや約定拒否が発生しない約定力の高い業者を紹介します。
マネーパートナーズ
約定力ナンバー1のFX口座といえば、「マネーパートナーズFX nano」です。
他のFX業者と比べると、圧倒的に約定力が高く、スリッページが発生することが無いので、安定して注文を成立させることができます。
LION FX(ヒロセ通商)
ヒロセ通商(LION FX)も、約定力の高さに定評があります。
約定スピードも早く、低スプレッドで1,000通貨単位での取引が可能だったりと、何かと使い勝手のよいFX業者です。