デイトレードは数分から1日の間に数回売買を行い、1日で取引を完了させて、次の日までにポジションを持ち越さない短期取引手法になります。
そんなデイトレードで利益を出し続けるには、通貨ペアの選び方も重要になってきます。
そこで当記事では、デイトレードで選びたい通貨ペアを紹介します。
デイトレードにおすすめの通貨ペア
デイトレードは小さな利幅で1日の内に数回の売買を繰り返すのが特徴になりますので、スプレッドの広い通貨ペアを選んでしまうと、小さな利幅に対しコストが大きくなり、効率が悪くなってしまいます。そのためデイトレードでは「スプレッドの狭い通貨ペア」を選ぶのが基本になります。
また、取引量の少ない通貨ペアは、値動きが激しくなる傾向にありデイトレードには向いていませんので、「取引量の多い通貨ペア」を選ぶようにしましょう。
そして、為替相場はテクニカル要因以外にも、経済成長率や雇用統計、外交問題など、様々な要因によって変動しますので情報の取得は必要不可欠となります。そのため「情報量の多い・情報が取得しやすい通貨」を選ぶことも重要になります。
以上を踏まえ、おすすめの通貨ペアを紹介します。
米ドル/円
米ドル/円は、スプレッドが狭く、取引量も非常に多い通貨ペアです。
値動きはそこまで大きくなく安定しているので、初心者にもトレードしやすいです。
自国通貨である円と、世界で最もメジャー通貨である米ドルとの組み合わせですので、多くの人に馴染みのある通貨かと思います。日本の情報はもちろん、アメリカに関する情報はニュース等でも頻繁に目にする機会があります。情報量が多く、売買の判断材料を取得しやすいメリットがありますので、相場変動の予想を立てやすいです。
FX初心者がデイトレードを始めるには一番おすすめの通貨ペアです。
ユーロ/円
ユーロ/円も比較的スプレッドが狭く、取引量の多い通貨ペアです。
米ドル/円と比べるとボラティリティ(値動き)が高いですが、基本的に安定しているので、米ドル/円で慣れてきたら挑戦してもいいでしょう。
ユーロ/ドル
ユーロ/ドルは世界で最も取引されている流動性の高い通貨ペアです。
値動きは大きい傾向にあるため、経済情勢の変化等には敏感になっておく必要があります。
クロス円ではないため、初心者には値動きを読むのは難しいかもしれませんが、取引量が非常に多いので、ある程度値動きは読みやすいです。
経験を積んだら「英ポンド/円」も
デイトレーダーに人気の通貨ペアとして「英ポンド/円」があります。
人気の秘密は、値動きが激しく大きな利益を狙うことができる通貨ペアであるためです。
スプレッドは若干広めですが、その分値動きが激しいので効率よく利益を重ねていくことが可能です。
ただし取引量が少ないため、癖のある動きをする傾向にあり、だましが起きることも多いので要注意です。
値動きが激しいということは大きな利益を狙える反面、損失も大きくなる可能性が高いので、間違っても初心者が手を出すべき通貨ペアではありませんが、ある程度経験を積んだら「英ポンド/円」に挑戦してみるのもいいでしょう。
デイトレードにおすすめのFX会社
デイトレードにおすすめのFX会社を紹介します。
スプレッドは各FX会社が独自に設定するものなので、スプレッドの狭いFX会社を選ぶことがポイントになります。
松井証券 MATSUI FX
多くのFX会社では10,000通貨からしか取引できませんが、松井証券の「MATSUI FX」は1通貨から取引ができるので、少額からスタートしたい初心者に非常におすすめのFX会社です。およそ100円からFXを始めることができるので、デイトレードの実践経験を積むには持ってこいです。
スプレッドも業界最狭水準であり、高機能で使いやすい分析ツールが用意されています。
長年の歴史と実績を持つ証券会社ですので、安心して利用できるのも大きなメリットです。
DMM FX
国内口座開設数ナンバー1で最も知名度の高いFX会社と言えば「DMM FX[PR]」です。
スプレッドが狭いのはもちろんのこと、ツールの使いやすさにも定評があります。
また24時間のサポートに対応しており、分からないことがあればすぐに質問ができるので、FXが初めての方でも安心です。
まとめ
デイトレードにおすすめの通貨ペアを紹介しました。よほどの理由がない限り、初心者の方は今回紹介した通貨ペアを選ぶようにしましょう。
FXのデイトレードはちょっとしたすきま時間に出来るのも大きな魅力ですので、会社員や主婦の方の副業にもおすすめです。
デイトレードの注意点としては損切りルールを徹底することです。損切りができないと、思惑が外れて値動きが反対方向へ動いてしまった場合に、どんどん損失が膨らんでしまいます。
デイトレードで効率よく利益を重ねるためには、損切りルールを徹底することが非常に重要になってきます。
エントリーの際に、あらかじめ損切りポイントも決めて注文を出しておけば、ずっとチャートに張り付いている必要もなく安心です。