FXは勝てない仕組みになっている?
「FXは勝てない仕組みになってるんじゃないか」
そんな風に思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
ただし、負けている人がほとんどで、勝っている人はごく僅かです。
勝てないのは仕組みのせいだと思っている人は勝つことはできないでしょう。
勝てない理由は別にあります。まずはそこをしっかり把握する必要があります。
FXで勝てない理由は?
勉強・経験不足
「誰でも簡単にFXですぐに儲かる!」といったような謳い文句の書籍やブログなどを見かけますが、そんなものは存在しないものだと思った方がいいでしょう。
楽して努力なしで稼ごうとは思わないことです。まずはしっかりと勉強をして知識をつけ、経験を積み技術をアップしていくしかありません。
とにかく地道にコツコツとやっていくしかありません。
「勉強なんて嫌だー、努力なんてしたくないー」なんて言っている内は、一生勝つことが出来ませんよ。
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損切りができない
勝てない方の大きな特徴は、損切りができないことでしょう。
FXにおいて、損失を小さく利益を大きくといった、「損小利大」は基本です。
FX取引では負けることは付き物ですので、いかにしてトータルで勝つことができるかが大切になってきます。
そのため、損失が出そうになったら、早めに損切りをして損失を小さく抑える必要があります。
では、どのように損切りをすれば良いのかというと、損切りのルールを決めておくのが良いでしょう。
決め方には色々ありますが、1つはpips数で決めてしまう方法です。
損切り幅が決めた数値になったら、損切りをしてしまう方法です。
もう1つは金額で決める方法です。損切り額を「1万円」といったように金額に決めるので初心者でも分かりやすいです。
そしてもう一つは、自分の総資金に対する割合(%)で決める方法です。
例えば、総資金が「100万円」だった場合、「2%」を損切り値として決めた場合、「2万円」が損切り額となります。
以上のようなルールを決めて、しっかりと損切りが出来るようになりましょう。
レバレッジをかけすぎている
負けている方に良く見られるのがレバレッジのかけすぎで取引をしている人です。中にはフルレバで取引をしている人も・・・。
レバレッジをかければかけるほど、大きな利益を得られるチャンスもありますが、その反面大きな損失を生むリスクもあります。
場合によっては、ロスカットが間に合わずに証拠金以上の損失が出てしまう可能性もあります。
FXで負けないためにはいかにリスクを抑えるかが重要なカギになります。
初心者のうちは特にレバレッジのかけすぎには注意しましょう。
コストに対する意識が薄い
コストとは主にスプレッドのことを指しますが、このスプレッドへの意識が薄いとFXでは勝つのが難しくなります。
スプレッドの高いFX会社や通貨ペアで取引をしていると、それだけで損をしていることになります。
1回1回のコストはさほど変わらないので、気にしない方も多いかもしれませんが、回数を重ねれば大きな額になってきます。
FXの勝ち負けは、こうした小さなことの積み重ねで大きく左右しますので、しっかりとコストを意識してトレードをするように心がけましょう。
コストを抑えるには「外為オンライン」や「GMOクリック証券」などの、スプレッドの狭いFX会社を選ぶといいでしょう。
高スワップポイントの通貨ペアが狙い目
レバレッジをかけずにFXを行う場合は、長期保有している期間が長いので、高スワップポイントの通貨ペアがおすすめです。
スワップポイントの高い代表的な通貨ペアは「トルコリラ」です。「ヒロセ通商」や「FXプライム byGMO」などがこのトルコリラの取引に力を入れています。
また、「ニュージーランドドル」や「オーストラリアドル」も高スワップポイントであり、「ヒロセ通商」が力を入れています。
加えて、「南アフリカランド」も高スワップポイントであり、こちらは「みんなのFX」が力を入れています。
初心者はとにかく練習・経験を積むべき!
初心者はとにかく練習をして経験を積みましょう。
デモトレードで練習をしている方もいるかもしれませんが、リアル口座で練習することをおすすめします。
なぜならデモトレードでは、実際のお金のやり取りが行われないので、相場感覚を掴むことができず、あまり練習にならないからです。
とは言っても、初心者がいきなり多額の資金で初めて、大損をしてしまっては元も子もありません。
そのため、まずは少額で取引ができるFX会社の口座を作って、取引するようにしましょう。
少額で取引可能なFX会社
MATSUI FX
MATSUI FXは1通貨単位から取引が可能です。
「1ドル=100円」のレート時であれば、100円で取引が可能ということになります。※レバレッジをかければさらに小さな金額で取引ができます。
スプレッドの狭さは業界トップクラスですので、コストを抑えた取引ができてかなりおすすめのFX会社です。
OANDA Japan
OANDA Japan(オアンダジャパン)も1通貨単位から取引が可能です。
トルコリラのスプレッドが狭いのが特徴なので、スワップポイント狙いの取引を行いたい方に特におすすめです。
自動売買ツール「MT4」の提供も行っています。※ただし、MT4の場合は1,000通貨単位からとなります。